婚活で使える心理学テクニック|相手から好意を引き出すコツ
相手の人が頭の中で何を考えている事や無意識農地に思っていることがしぐやや表情から読み取れたり方法や人が何かを決断するときの心の動きや行動原理を知ってうまく使いこなすことで、人とのコミュニケーションが円滑に行えるようになり良好な対人関係を築くことができます。
さらにそれを発展させると、ビジネスでの交渉事や職場の人間関係、男女の恋愛事情で役立つ心理テクニックにもなります。
また、相手の心理をうまく誘導できるすべを知ることで、騙そうとしたり悪意を持って接してくる輩に対しての防御策・対抗策を持つこともできます。
特に婚活においては、相手のことをもっと知ろうとしたり、自分のことをより深く知ってもらったり、または良く見せようとしたり、少なからず駆け引きが存在します。そこではやはり心理学のテクニックが有効に働きます。
今回のブログ記事では、言葉を使って相手の好意を引き出し、増幅させてより深い中になりやすくする心理テクニックを紹介します。
特に「褒める」ということに焦点を当てて紹介します。
目次
婚活に役立つ心理テクニック 前提編
テクニックに移る前に、人が行動を起こしたり、感情が湧きあがったりするのには、根源となる動機が必要です。
これにはいくつかの心理的な原則が存在してそれに従って、食事をしたり、散歩に出かけたり、人と話したり、恋人関係になったりします。
この大原則は、非常に単純で「心地よいか、不快であるか」の二択によってすべてに行動が決められています。
人間がヒトであった頃、生きていくためにはとてもシビアな選択を迫られていました。
「食欲・睡眠欲・性欲を満たせるもの、安心・安全なもの」を心地よいとし、ポジティブな感情が生まれ積極的に取り入れようとします。
逆に「飢餓・乾き・痛みなど命の危険があるもの、退屈、疲れ」などを不快とし、ネガティブな感情が生まれ避けようとします。
根源的な欲求を刺激することが、人を思うように誘導する心理術の根幹にあります。
要するに自分の得になると思わせてあげることが、自分の評価をあげるポイントになります。
これを踏まえたうえで、実際に使える心理テクニックを紹介していきます。
男性に好かれるには能力をほめて狩猟本能をくすぐる
女性の褒められてうれしいポイントは次の項で説明しますが、男性は能力を褒めて自尊心を満たしてあげる言葉がとても有効です。
男性は狩りに出て獲物を捕まえて家族のおなかを満たすことが大事な役割だったので、その影響は今でも脳の奥底に眠っています。
ですから、強さや武勇伝、学歴、仕事や趣味での成果、そして成果で得た所有物を褒めてあげると喜びます。
例えは悪いですが、キャバクラやスナックなどのホステスさんの人気ランキング上位の人は聞き上手で褒め上手です。
お金もたくさん使ってしまうと分かっていながらついつい通ってしまうのは、男の本能を刺激して好意を引き出しているからにほかならないのです。
あまり大げさにやるとあざといと思われてしまうのでやりすぎは注意ですが、女性から褒められて悪い気のする男性はいないと思います。
お見合いやデート、合コンなど男性にとっての勝負の場所では必ず服装、アクセサリー、カバンや時計などの小物で気合を入れているポイントがあるはずです。
さりげなく褒めて、どういった経緯で手に入れたか聞いてあげましょう。
何かの成果を絡めて、嬉しそうに話してくれると思います。
併せてその成果も褒めてあげるとさらに高評価を得られます。
婚活の場でいいなと思える相手の方に巡り合えたら、ぜひこのテクニックを使ってみてください。
女性に好かれるには行動を褒めて共感をひきだそう
女性の場合、男性のように能力や成果を褒めてもあまり効果はありません。
狩猟が盛んだった時代では、女性は家庭を中から支える積み重ねが大事な仕事をしていたので、結果よりも過程を重視する傾向にあります。
さらに脳の構造上、男性よりも猜疑心が強いため能力を褒めたとしても何か裏があるのではないかとか、
皮肉っているのではないかと、あらぬ疑いを持たれてしまうことさえあります。
意中の女性に「今回のテスト学年トップだったね」「今月の営業成績凄く良かったよ」とか成果を褒めても喜んでもらえるものの印象に残りづらいと思います。
それよりは、「遅くまで勉強頑張っていたよね」とか「いつもお客さんのこと気にかけてるから、信頼してもらえた結果だね」のように成果に至った過程を褒めてあげるととても喜んでもらえると思います。
コツコツ頑張っている姿を認めて理解を示すことで、自分に共感してもらえたと思い好意を抱きやすくなります。
しかし、女性は男性から褒められることも多いため、ありきたりな誉め言葉では心に刺さりません。
「美人ですね」や「かわいいね」は、またか、、、と思われて効果はないです。
女性を褒めるときに意識することは、内面やさりげないお洒落やこだわりを褒めることです。
少し難しいかもしれませんが、褒めたい人が普段何に関心を持っているか、何にこだわりを持っているかをリサーチすることも大事です。
初対面の女性の場合は、会話の中やちょっとした仕草に褒めてほしいポイントを見出していきます。
目線が行きやすい部分、会話の中によく出てくるフレーズ、会話中良く振れている部分、など無意識のうちにアピールしていることがありますので、注意深く観察してみましょう。
褒めて育てるピグマリオン効果
ピグマリオン効果とは、教育心理学の心理的行動の1つで、相手の人からの期待によって能力や学力など向上することです。
この場合は、褒めて伸ばす、ということになります。
名前の由来になっているのは、キプロスの王様ピグマリオンが自作の乙女像を愛し続けた結果、乙女像が人間になったというギリシャ神話に基づいていると言われています。
余談ですが、ピグマリオン効果とは逆に、対象者をけなしたり期待を全くかけずにいるとやる気がなくなり、成果が著しく低下する現象をゴーレム効果と言います。
さて、要するに褒められると人は無意識のうちにその期待に応えようと努力するようになります。
この凄いところは「本人が気づかぬうちに」ということです。
潜在意識が働きかけ、その結果を得られるように動きます。
初対面のデートなどでは使うことが難しいと思いますが、お相手の男性が日ごろ「こうなりたい、このプロジェクトを成功させたい」と言っていることに関連することを、デートの度にメールや電話、LINEなどができる場合は折に触れて、褒めてあげましょう。
褒められる度に仕事の調子が良くなったり、成果に結びつくようになると、あなたと居たり、あなたと話していると何だか仕事で成功する気がすると思うようになってきます。
そうなれば、相手から積極的にアプローチを受けるようになります。
前述しましたが、男性は一般的に成果を得ることに喜びを感じます。
男性の根源的な欲求を見すことができるので、あなたを「心地いい」存在として認めるようになりパートナーにしたくなる気持ちが芽生えてきます。
婚活で使える心理学テクニックまとめ
結婚を意識したお付き合いに至るまでには誠実にお見合いやデートを重ねて親交を深める、と言うのが王道ですが、相手の方により自分の魅力的に見てほしいと思うものです。
そういったときに、嘘をつかない限り駆け引きを行うのは至極まっとうなもので、結婚にたどり着くには必要なことかと思います。
結婚相談所の斡旋するお見合い、民間や自治体の運営する婚活パーティー、友人主催の合コンなどの対面での会話においても、メールなどの文章においても心理テクニックは有効です。
あなたがどんなに魅力的でも、相手の条件にぴったりマッチする人でも相手から興味を持ってもらうことができなければ、十分に活かすことができません。
そんな時に、使える心理テクニックをたくさん持っていればいろんな施策を打つことができ、婚活を有利に運ぶことができます。
また、対人関係やコミュニケーション能力に自信がない人は、心理テクニックをいくつか知っていることで定形的にやり取りができたり、自信に繋がったりしますので知っておいて損はないと思います。
結婚は相手の人格を尊重し思いやりを持って連れ添うことが重要です。
心理テクニック一辺倒では婚約・入籍までたどり着いても結婚生活はなかなかうまくいかないと思います。
心理テクニックはあくまでもツールとして使い、自分自身を磨くことを忘れないようにしましょう。
ツールも使う人も揃ってこそ望む結果が得られます。
この記事があなたの婚活に役立つことを願っています。
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