【結婚の覚悟】一緒に人生を生きることに対する喜びと恐れと不安
目次
結婚するには覚悟が必要?
今日は結婚で必要な覚悟についてお話したいと思います。
覚悟って一体なんの覚悟なんでしょう。
よく耳にする、「結婚は覚悟」
結婚をした友人にも何度も言われました。
恥ずかしながら、私は結婚するまで何を覚悟したら良いかさっぱり分かりませんでした。
好きだから早く結婚したい。
好きだから何も考える必要はない。
好きだから…好きだから…。
今思い返しても、好き以外になにを考えたか…。
何も考えていませんでした。
でも結婚をして、今やっとその「覚悟」の意味が分かるようになりました。
先にお伝えすると、覚悟は必要です。
結婚前に覚悟しておくのが賢明です。
夫婦は運命共同体
結婚前は自分だけに使えていた時間もお金も結婚を機にガラッと変わってきます。
恋愛をしている時は、同棲じゃない限りお互い帰る家もあります。
ひとりになりたい時はひとりになれる時間もそう難しくなくつくることが出来るでしょう。
でも、結婚をしてしまうとそうもいきません。
なんて言ったって運命共同体ですから。
恋愛じゃなくなります。
生活ですから。
疲れる時や辛い時、一人になりたくても家事や炊事はしなくてはいけないですし、放棄することはできないんです。
ですから簡単に、離れるとか距離を置きたいとかそんなのないんです。
そんな次元の話ではなくなるのです。
女性は特にですが、好きになると周りが見えなくなることがあります。
好きだから早く一緒になりたい!とそう強く願うと思います。
でもここで一呼吸置いて
自分のこと、相手のこと、これからの二人の未来をよく考えて欲しいんです。
結婚ってとっても幸せです。
大好きな人と一緒に暮らせるなんて夢のように楽しいです。
でも、その分必ず衝突することもあります。
育ってきた環境も価値観も違う二人が一緒に生活をするんです。
こんなはずじゃなかった!と誰もが一度ならず二度も三度、いえもっと思うでしょう。
恋愛結婚をして、大好きな夫と結婚をした私でさえそう感じることがあるんですから。
自分の思い通りにならないことの方が多いです。
人間なのでもちろん時にはイライラしてしまうこともあります。
これから先訪れるであろう数々の試練を夫婦になった二人で乗り越えられるか、夫婦お互いが相手の全てを受け入れられるかを結婚前によく考えてみて欲しいと思います。
結婚に必要な覚悟
結婚する前にしておいた方がいい覚悟をお話したいと思います。
まず先程もお話したように、相手の全てを受け入れられるかどうかが最も重要ではないかと思います。
相手の過去も受け入れる。そして認める。
お互いの人生をより豊かなものにするという責任が発生したからです。
これって口で言うのはとっても簡単なのに、実際は本当に難しく、想像以上に大変なことなんです。
育ってきた環境、長年の価値観、感情が揺れ動く瞬間、どこが怒りのポイントなのか、悲しくなる瞬間はどこなのか…何もかもが違うのです。
違って当たり前なんですけどね。
価値観が似ていると言われていた夫と私でも違う部分がたくさんありました。
ケンカをしながら、ここは言ったらダメなポイントだとかお互い手探りをしながらそういうのがだんだんと加減が分かってくるようになります。
そうやって夫婦の仲は更に深まっていくものなんだと最近分かるようになりました。
価値観が違うからこそ、そこからどう歩み寄るのか寄り添えあえるのかが本当に大切なんだと思います。
我慢するのは絶対によくありません。
どちらか、もしくはお互いに負荷がかかり、いつか爆発…最後には離婚ということもあるかもしれません。
そうならないためにも、こまめに話し合いの時間をつくることが必要なのかと思います。
そしてこれから先、もし相手が倒れた時に自分が養っていく覚悟はありますか?
相手の人生を背負って一生一緒に生きていく覚悟はありますか?
私は結婚した今でも時々こうして自分に問いかけています。
運命共同体ってこのことなんですよね。
人生何があるか分かりません。
二人の人間が一緒に生活すれば、必ずどこかで壁にぶつかります。試練が待っています。
何も無いことに越したことはありませんが、いざという時の為に様々な選択肢の中から進むべき道を早いうちから考え、心を決めることが大事だと思います。
次に必要な覚悟は、求め過ぎないことです。
人ってわがままなので、つい甘えが出てしまいます。
~やってよ。とか ~してよ。とか…。
あとは、やってもらって当然な態度をされたりした日にはほんとカチンときてしまいますよね。
自分に余裕があれば笑ってはいはいと流せるのですが、余裕がない時はつい文句を言ってしまっまたりするものです。
売り言葉に買い言葉でケンカに発展してしまったりも。
不毛な争いは本当に疲れます。
口喧嘩なのに体力も気力も一気になくなります。
私は何度も同じことを繰り返してケンカしたりしました。
でもある日気付いたんです。
求め過ぎてるからこうなるんだと。
求められれば求められる程、相手は苦痛に感じます。
求めているのに与えられない方も不満でいっぱいになります。
お互いに良い関係ではないですよね。
そう気付いてからは、求める前に与える側になってしまおうと。
その方が断然楽なことに気付きました。
それからケンカは減りましたよ。
不思議なことに、与えることによって相手からも与えてもらえるようになったのです。
他人は自分を映す鏡と言いますが、カップルや夫婦も同じです。
自分がされて嬉しいこと、あたたかい言葉を送り続けていれば相手も同じように優しい気持ちになっていくものなんだと思います。
誰しも完璧ではない
自分が完璧でないように、相手も完璧ではありません。
分かっていても、思い通りにならないとつい辛く当たってしまう時があります。
それなら最初から完璧ではないと割り切るか、見方を別の角度から見るように変えてみてはどうでしょうか?
相手の行動には必ず意味があります。
見方を変えるだけで、自分がどれだけ大切に思われていた上での行動だったのかということも分かる時があったりします。
余裕がない時はつい自分のものさしで考えがちですが、そんな時こそ一呼吸置いて違った角度から見ることをお勧めします。
まずは6秒深呼吸です。
この6秒というのは怒りの頂点にいく時間だそうです。
この6秒を深呼吸して越えられたら、さらに深呼吸をして心を落ち着かせましょう。
ものさしは自分側の判断基準でしかありません。
相手には相手のものさしがあると知っておくだけでも、随分と心が救われるのではないでしょうか。
完璧を求めたら行動や考えが狭まってしまいます。
せっかく愛し合って結ばれた夫婦がそんな悲しいことをしてはいけないと思うのです。
結婚には覚悟が必要?まとめ
未知の世界に不安はつきものです。
だって誰しもが結婚を失敗したくないと思うから。
その思いが強いからこそ覚悟もたくさんしなくてはいけないのです。
特に男性は女性よりも覚悟の数が多いと言われています。
家族を一生養う気持ちがないといけないですから。
それなら女性が出来ることは、男性の感じている不安を一つでも多く軽く出来るように、寄り添うことが大切なのではないかと思います。
二人で覚悟を決めていくんです。
夫婦になるんですから。
ぜひそれぞれの問題として捉えるのではなく、二人の問題として考えて二人で乗り越えて欲しいのです。
あとは話し合う時間をなるべく多くつくることが必要です。
日々仕事で忙しい毎日を送っていると、つい感謝の気持ちであったり労いの言葉を忘れがちになってしまいます。
言わなくても分かるだろうは通じません。きちんと言葉にしないと相手には伝わりません。
ぜひ、たくさん話し合ってたくさんハグをして下さい。
5分でも良いので手握ったり、肩を揉んだりスキンシップをしてください。
接触が多い夫婦は当たり前ですが、ずっと仲良しです。
その夫婦二人からいつか産まれるであろう子どもの影響にも繋がっていきますので、ぜひたくさん話し合って更に仲を深めて下さいね。
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